三方よし
もうすぐ4月1日です。エイプリルフールというにはちょっと厳しい「薬価改定」が毎年行われ、4月1日から新しい薬価になります(処方箋でもらう薬で、一般用医薬品は変わりません)。そしてほとんどの薬の薬価は下がります。薬局とっては、在庫している薬が一夜にしてその価値を何%か失うことになり、経営者としては頭の痛い話です。作っている製薬会社、医薬品卸みんなで痛みを分け合います。特に医薬品卸さんに感謝です。
しかし、医療は理念、理想が行動を突き動かす世界、利益の勘定をする世界ではないんですよね。考えてみれば患者さんにとっては薬代が安くなるのだから、みんなが不幸という話ではないんです。「地域住民のお役に立ちたい!」その想いを忘れず、近江商人の『三方よし』の精神でヘルスケアのプロショップ「スマイル薬局」を築き上げて行きたいと、改めて思った日曜の昼下がり。